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【龍のひげ】の
【猫のひげ】と申します。
いまの時代に適応できない、
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春の日差しのような
あたたかい目で
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2012年3月

2012年3月14日 (水)

招かれざる……珍客。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

ノラ猫を保護しました。
先日、夜遅い時間に、店の近くで。
しかも二匹。
生後1~2ヶ月ぐらいの、手のひらにおさまるほどのサイズ。
ともに黒猫。
すごく、可愛い。

しかし困ったことに、
うち一匹がとてもシリアスな状態でした。
詳しくは述べませんが、放っておいたら、
翌朝まで生きているかどうか、といったところ。
そのままにはできず、べつべつにダンボール箱に入れ、
自転車で、30分以上かけて、なんとか自宅まで連れて帰りました。

家に着いたのが深夜でしたので、動物病院も開いておらず、
どうしたものかと困りました。
インターネット等でいろいろ調べて、応急処置を施したものの、
二匹とも元気がなく、シリアスなほうはかなり衰弱しており、
動けず、ぐったりとした様子……。
缶詰のエサを口につけてやっても、自力で舐めることすらできない。
いよいよこれはアブナイと、すぐにコンビニまで走り、牛乳を購入。
(本当は猫用ミルクがいいのでしょうが、なにせ夜中&緊急でしたので)
かるくあたため、注射器で口のなかに流し込み、
無理やりにでも飲ませました。

なんとか飲ませ、あとはとにかく身体をあたためてやりました。
とても寒い日だったので、ファンヒーター、ホットカーペット、
ペットボトルにお湯(湯たんぽ代わり)、タオルなどなど、
総動員してあたたかく保ちました。
しかし熱すぎたり、空気が乾燥してもいけないので、
ほとんど“寝ずの番”。

朝、祈るような気持ちでのぞいてみると、
ダンボール箱のなかの二匹は、寄り添うようにして丸まっていました。
のぞかれていることに気づくと、ムクッと身体を起こし、
『みゃー、みゃー』と鳴いて、何やらアピール。
すこしは元気を取り戻していました。
ひと安心。

寝不足でフラフラしながらも、出社。
しかし仕事中も気が気でなく、睡眠不足もあり、集中力がやや低下。
活を入れるため、家から持参した栄養ドリンクをあおり、
なんとか乗り切りました。

帰宅すると、二匹の黒猫はだいぶ元気になっており、
エサも食べるし、トイレもするし、悪さもするし……。
ダンボール箱に入れてフタをしても、
そのフタを押し退けて脱出し、部屋を徘徊。
だけにとどまらず、壁と家具との細~いスキマに入り込んだり、
こまごまとある小物の中にまぎれ込んだり。
手を焼かせてくれます。

また翌日には、さらに元気になっており、
衰弱しきっていたのをまるで憶えていないかのように、
部屋中を走ったり跳ねたり。
新聞紙やティッシュをちぎって散らかしたりもしてくれます。
まぁ……
元気になってくれたんならそれでいいけどね……。

そして数日後、
小生の家にはもともと飼っている猫がいるので、
感染病などの危険性もあり、
保護した二匹を検査するため、動物病院へ。

あらかじめ電話してからの訪問。
受付でいきさつを話し、早速診察室へ。
体重を量り、体温を測り、目や耳を調べ、便を検査し、
白血病や猫エイズもこわいので、血液検査も希望。
すると先生が
『血液検査は別途、一匹につき○○○○円かかりますが、いいですか?』
と、確認。
頭のなかで、お札に羽が生えてパタパタととんでゆく画が浮かびましたが、
これも人助けならぬ、“猫助け”のため。
万年ビンボーの小生には痛い出費でしたが、涙をのみました。

ひとつひとつの検査をしながら、
先生が丁寧に説明し、診断結果を教えてくれる。
血液検査はすこし時間がかかるため、しばし待つ。

検査の結果は……
異常なし。
よかった。
これで、我が家の猫たちと一緒にいさせても、とりあえずはOK。
完全隔離&厳重監視の事態は避けられました。
よかったよかった。

さて、すべての検査が済み、お会計。
むこうのほうで、先生が看護婦さんに何やら小声でヒソヒソと伝えています。
かすかに聞き取れたのは
『……はいい…………だけ……』ぐらい。
そしてその看護婦さんがやってきて、請求書を提示。

ん?
安い。
そう、血液検査代だけの請求で、
初診料や、そのほかすべての検査をサービスしていただきました。
しかもそれをこちらに言うこともせず、内緒で。
こころにくいではないですか……(涙)

こういったさりげない、あたたかいやさしさって、いいですね。
当たり前のことかもしれませんが、
この先生は、本当に動物が好きなのでしょう。心から。
そして、こちらの境遇を理解し、ご厚意をかけてくださった。
“魚、心あれば、水、心あり”といったところでしょうか。

とてもありがたいなぁと思ったので、
せめてものお礼として、宣伝させていただきます。
と云っても、このブログではたいした効果にはならないでしょうが、
それでもまぁ、気持ちの問題ですので。

【みるく動物病院】
京都市南区吉祥院車道町48
(葛野大路・九条の交差点を東にすこし行った南側)
075-693-3822
詳しくはホームページをご覧ください。
お近くの方はぜひ。

まさかいらっしゃらないとは思いますが、
診療代を無理にねぎったりしないでくださいね。
今回は、偶然のご厚意ですので。

さて、この二匹をどうしたものか。
健康で、病気もないということなので、
里親募集でもしますか。
心情としては、これも何かの縁、
ウチで飼いたいのですが、さすがに四匹は……。
数がどうというより、小生の場合、
家の先住猫にたいへんな問題がありまして……。
その話はまた、べつの機会に。

それでも、いい人が見つからなければ、
「二匹も四匹もイッショ!」
と覚悟を決めて、最後まで面倒をみてやるつもりです。
猫屋敷になりますな……。

小生、何かと“運命づける”ところがありまして、
今回の一件も、
「自分が見つけたということは、なんとかしてやるのは自分なのだ」
と思いました。
どうなるかはまったくわかりませんが、
とりあえず、二匹の仔猫は可愛いです。

それではまた。
良い夢を。

2012年3月11日 (日)

“進化”する日。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

わたくしごとではありますが、
営業が忙しく、日をまたいで過ぎてしまいましたが、
誕生日をむかえました。
またひとつ、馬齢を重ねました。

男なので、女性ほど歳をとることに抵抗はないですが(失礼!)、
『おぉー!やったーー!』とはならないですね、さすがに。
それにしても、みんながみんなそうではないにしても、
女性は歳をとることを嫌がりますよねぇ。
しかし、いつも思うことですが、
男も女も、年齢を重ねないとできないこともあるのではないでしょうか。

たしかに若々しさや体力などはへっていくのかもしれませんが、
そのぶん、身につけることができるべつの魅力もあるはず。
思慮深さや包容力、行動力や決断力、
他人を楽しませたり笑わせたりする能力、惹きつける能力など、
内面的な、“人間力”とでも呼ぶべきものはもちろん、
外見に関しても、
いままでの人生で培ってきた経験や価値観が反映されたような、
内側から滲み出てくる渋さ、厳しさ、優しさ、穏やかさ、
風格や品位、所作の美しさなどなど、
若い年代には真似のできないこともたくさんあります。

そういう部分に磨きをかけて、総合的に努力すれば、
年齢を重ねても、いや、重ねるごとに、
魅力的な人間になれると思います。
やはり、日々精進ですなぁ。

さて、営業終了後、
ありがたいことに、店のみなさんがサプライズでお祝いしてくれました。
ケーキだけでなく(それだけで十分なのに)、
ひとりひとりがそれぞれ、プレゼントを用意してくれていました。

とてもうれしく、とても感激したのですが、
小生、こういうときに上手くリアクションできないと云いますか、
『うわぁー!すごーい!めっちゃウレシィーーー!!』
みたいな、相手が満足するような表現が不得手なのです。
正直にその旨を話し、
「こんな表情してますが、いや本当にすごくうれしいんですよ」
という気持ちを伝えました。
ちゃんと伝わっていればいいのですが……。

年に一度の誕生日。
いままでの自分の人生を顧み、
これからの自分の人生を思惟する、良い機会です。
とりあえず、つぎの誕生日までの一年間、
一年後に、自分自身が納得いく成長や進化がたしかにあるように、
生きていこうと思います。

最後に、
東日本大震災においていまだ不自由な生活を余儀なくされている方々、
甚大な被害のあった東北地方および関東地方の、
一日も早い復興を願って。

それではまた。
良い夢を。

2012年3月 3日 (土)

込めた想い。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

本日は三月三日、ひな祭り、でしたね。
みなさまにおいては、どんな一日であったでしょうか。
最近では、雛人形を飾る家庭も少なくなったかもしれません。
少子化や住宅事情も関係があるのでしょう。

当店では、入口の近くと階段の脇に、
小さくて可愛らしい内裏雛を飾ってみました。
閉店後、片づけるのを忘れかけていたのか、
女性スタッフがあわてて
『(お嫁に)行きそびれる!』と叫びながら、箱にしまっていました。
時間的にはギリギリセーフでしたが、さて……??

小生、こういった風習や年中行事に疎く、
意味や歴史背景などをよく知らなかったので、
すこし調べてみました。
詳しく述べるとむずかしくなってしまいますが、端的に言えば、
雛人形を形代(かたしろ)とし、
女の子にふりかからんとする災厄を移し持ってもらい、
その子に災いが起こりませんように、
また、美しく成長し、幸福な人生であるように、
という願いを込めて、飾るものだそうです。
親の、子を思うあたたかいこころ、が根底にあるようです。

豆知識としては、
“親王(男雛、女雛)は、天皇、皇后をあらわす”だとか、
“東日本と西日本で、内裏雛の飾り方が左右逆になる”だとか、
“三人官女のうち、ひとりはお歯黒の眉なし”だとか、
いろいろあります。
また、地方によってさまざまに、特色あるひな祭りがあるようです。
そう云えばテレビで、どこかは憶えていませんが、
数十段ある階段のすべてに雛人形を飾りつけている祭りを紹介していました。
こういったものを目的に旅行で訪れる、というのも楽しいでしょうね。

話はもどって、「親の、子を思うこころ」について。
近頃では(と言ってももうずっと何年も前からですが)、
子供を虐待する親が激増しています。
虐待して、その果てに死なせてしまう。
“しつけの延長上”などとほざくが、単なる殺人です。
「しつけ」という字は、「躾」と書きます。
青アザや火傷のあとが、“美しい”ですか?

しかし実際に、幼児虐待のニュースは毎日のように報道されています。
小生の母などは、このような嘆かわしい報せを聞くたび、
『自分の腹を痛めて産んだ子供を、なんで殺せるんや?アホや』
と言います。
まったく同感です。
わが子に対してすら、母性や愛情が湧かないのでしょうか。
本当に、おかしな国になったものです……。

雛人形、ひな祭りを通して、
あらためて「親の在り方」や「親心」について、
考えをめぐらしてみるのも必要ではないでしょうか。
日本から、悲しいニュースがなくなるその日を希って。

それではまた。
良い夢を。

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