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2012年6月 6日 (水)

GOOD LUCK !!

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

今日の出来事。
また、店の近くでノラ猫を保護しました。
やはりすこし弱っており、元気がない。
鳴くことすらほとんどしないし、たまに鳴いてもか細い声。
エサを口につけてやっても、自力で食べない。
『どうしたものか……』
『また家に連れて帰って、病院かなぁ……』
などと困っていました。

これがまだ昼間の話。
仕事が終わるまでまだまだかかるし、
とりあえずダンボール箱に入れて、タオルをかけて、
コンビニで買ってきた缶詰のエサを一応与えて、外に置いておきました。
しかし、ずっと気になってしまい、どうにも落ち着かない。
『なんとかならないか……』
『せめて、今日仕事が終わるまでは無事でいてくれ……』
と願っておりました。

なんとか……
なんとか……
なんとか……

と、やおら店の扉が開き、
『すみません』
の声。
振り向くと、男性。
人柄の良さそうな顔立ち。
配送業らしきユニフォームを着ている。
『あの……表に置いてある箱……あれ、捨て猫ですか?』
『あ、いえ、拾い猫です』
『拾い猫?』
『野良猫が弱っていたので、保護したんです。どうかされましたか?』
すこし期待を込めて訊く。
『仕事中に通りかかって見つけたんですけど、なんだか気になって……』
『そうでしたか。
僕も、気になって保護したものの、どうすればいいかと悩んでいたところで。
……もしかして、飼ってもいいかなとか、思っちゃたりしてます?』
『うーん……そうですねぇ……どうしようかと……』
『あの、もちろん無理強いはしないですけど、
もし、貰っていただけるのなら、とてもありがたいし、嬉しいです。
この猫も喜ぶと思います』
『…………』
『ただ、飼っていただく以上は責任を持って面倒をみてください。
それができそうでなければ、この場で断ってください。
失礼な言い方ですみませんが』
聞けば、ご自宅にすでに一匹飼われている、とのこと。
『先住猫との相性もありますし、本当に、無理にとは言いません。
でも、こうやって声をかけていただいたのも何かの縁かもしれない。
いかがですか?』
しばらく考え込まれ、そののちに
『……わかりました。飼わせていただきます』
『ありがとうございます!きっと、いい出会いですよ!』

めでたく、飼い主が決まりました。
こういうことがあるから、人生って面白いですね。
名前もお訊きできませんでしたが、きっと、人として素敵な方なのだと思います。
そういう魅力的な人には、
もらわれていった猫が、幸運をもたらすことでしょう。

人との出会いだけでなく、動物や、モノ、出来事などとの出会いもたいせつです。
そういった出会いのひとつひとつにアンテナを張り、真摯に接することで、
喜びや楽しみに富んだ日々を過ごせると思います。
つまりは、気持ちの有り様なのでしょう。
素敵な日々を送りたいものです。

それではまた。
良い夢を。

2012年5月 4日 (金)

果てなき道。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

“ぐるなびシェフ BEST OF MENU”というイベントがあります。
ご存知ですか?
全国から数多くの『我こそは!』というシェフが、腕を揮った作品を応募し、
その中から優秀なものを決めるという料理コンテストです。

当店龍のひげも、応募しました。
オーナー曰く、かなりの自信作とのこと。
たしかに、よく考えぬかれた、手間と情熱が込められた一皿です。
見た目も華麗で、そして美味しい。
良い結果が出ればいいのですが。

さて、そのコンテスト、応募の最終締切が5月1日でした。
小生、それを5月末だと憶え違いをしており、
それに気づいたのが、締切の数日前……。

応募に際しては、かなり細かいところまで詰め込まなければならず、
けっこう、骨の折れるものです。
ところで、当店はコースの料理内容が月替わりでして、
それに伴う作業がいろいろとあります。
料理の最終調整、説明文の作成、什器の入れ替え、メニューの書き換え、
インターネットの情報更新、スタッフへの情報伝達、などなど…などなど……。
月末近くになると、こなすべきことが山積して、かなり忙殺されます。
ただでさえ時間がない中、あらたに骨折れものが加わってしまい、
『もう間に合わん!』と一旦はあきらめかけましたが、
“やる”と決めたことを覆すのはなるべく避けたいですし、
もしかすると何かしらのチャンスが待っているかもしれない。
そう思い直し、どうにかこうにか仕上げ、締切に間に合わせました。
タイヘンでした。
みなさん、記憶するときは、正確に……。

さて、その料理ですが、龍のひげにはシェフが二人おります。
ひとりがオーナーで、和食の料理人。
もうひとりが、フレンチの料理人。
二人とも、技術や経験はもちろん、
料理に対する熱い情熱を持ち続ける、愛すべき「漢」であります。

先述した通り、料理内容が月替わりなのですが、
その月その月の旬食材をできるだけ取り入れ、
季節感があるよう、味はもちろん、見た目にも華やかな、
お客様が心から楽しみ満足していただけるような、
そんな料理を提供するべく、日々職務に励んでおります。
二人のシェフが、いろいろアイデアを出し合い、試行錯誤を繰り返し、
あーでもないこーでもないと言いながらひとつずつ成果を積み上げてゆき、
毎月、素敵な一皿一皿を生み出しています。

『飲食店なら当たり前のことやん』
という声が聞こえてきそうです。
そう、当たり前のことだと思います。
しかし昨今、その当たり前のことがきちんとできていないお店も少なからずあるのです。
そういったところは自然に淘汰されていくはずですが、
飲食店には“場所”という魔物が棲んでいます。
観光名所や駅前など、だまっていても人が集まるところには、
そのようなお店がある確率が高いようです。

すこし以前、駅近くのある中華料理店で担担麺を食べたのですが、
あまりの味の酷さにおどろきました。
『いまどき、こんな料理を出すところがあるのか……』
としばし呆然。
逆に、どうやって作ればこのような味になるのか?と不思議なほど。

これは単なる悪口ではなく、何と云うか、
もちろん、味の嗜好は人それぞれでしょうが、
それでも、味覚には一定の基準というものがあると思います。
100人中100人が美味しい、または不味いと感じる、
絶対的なラインがあると思うのです。
飲食店として看板を掲げて、お客様からお金を戴いている以上は、
最低限、そのラインは越えて然るべきなのでは。
そのラインを越えていない、あるいは美味しいと感じる人数が極端に少ないお店は、
努力や研鑽が足りないと言わざるをえない。

一日に三度食事するとして、そのうちの貴重な一回を、
そのような努力不足のお店の不味い料理にあたってしまうと、
小生、すごく損した気分になるのです……。
なんだか悲しく、腹立たしいことだと思いませんか?
当店を、見習ってほしいものです(笑)

“口福”という言葉があるように、
美味しいものを食べると、人は幸せな気分になります。
べつに何万円もする高級な料理でなくとも、安くても美味しいものはたくさんあります。
たまに、廉価な料理を見下すような人がいますが、
たとえば立ち食いそばだって、誇りとこだわりを持ってやっているお店もあるのです。
ワンコインでおつりがくるほどで、小さな幸せが得られる。
素敵なことって、気持ち次第でいくらでも身近にあるものだと思います。
『スタミナうどん』って知っていますか?
独特の天ぷらと、玉子が入ったものです。(店舗によって違いがある場合も)
食べたことがない方は、ぜひ一度召し上がってみてください。
もう、笑ってしまうくらい美味しいですから。

閑話休題。
飲食店としての、当たり前の努力を怠らず、常に向上心を持って仕事をするならば、
そのお店は、遅かれ早かれ、多くの人に支持される人気店となるでしょう。
信念を忘れることなく、たしかな理想を追求しつづけることを胸に、
これからもスタッフ一同、精進していく所存であります。
まだ当店の料理を体験していない方、ぜひ一度ご来店ください。
きっと、喜んでいただけることと信じております。

それではまた。
良い夢を。

2012年4月16日 (月)

Adios!

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

ぐるなびのシステムメンテナンスのため、
けっこうな期間、ブログが更新できませんでした。
が、復旧したようです。
ので、再開します。

ずいぶんと更新できなかったあいだに、
前回書いた猫達に関してニュースが。
里親さんが、見つかりました。

コミュニケーションサイトで募集をかけていたのですが、
仔猫で、黒猫で、見た目も可愛いということもあったのか、
ありがたいことに、ちらほらと応募がありました。

しかし、いまのこの時代、どこにでも悪い人間はいるもの。
応募してくる人の中には、邪な考えを持った者も混じっており、
引き取ったあと、なんと虐待したり、
あるいは、はじめから転売する目的であったりと、
小生にはまったく理解できない輩がけっこういるそうです。
そういったこともあり、慎重に慎重をかさねて、
きちんとしている方をじっくりと選び、連絡をとったりしていました。

ただ、『どちらか一匹だけほしい』という応募が多かったのです。
たしかに、いっぺんに二匹も飼うというのはなかなかタイヘン。
それは十分に理解できたのですが、
兄弟二匹がとても仲が良く、
離ればなれになると、さみしそうに鳴いて、相方を探す……。

そんな様子を見てしまっているので、
できるだけ二匹まとめて引き取っていただける方を
優先的に探していました。
何名かの方が候補にあがってきた頃、
「これは!」
という方に出会いました。

福井県の方。
ちょうど猫を飼いたいと思われていたときに、
小生の里親募集を見つけられたそうな。
若い女性の方ですが、ご家族が以前に猫を飼っていた経験があり、
また、条件や環境など、二匹の猫を飼うことにも問題はなさそう。
そして、たいせつなポイント。
行間から、猫に対する想いがにじみ出ていました。
総合的に考えて、他の方々には申し訳ないですが、いちばん適任と判断。

何度か連絡を取り合い、意志を確認し、
「きっと幸せに育ててくれる」
という予感よりも確たるものが持てたので、決定。
どのようにやりとりするか、日程などを調整し、後日お会いすることに。

引き渡しの当日。
はるばる福井県から、車でお越しいただきました。
家にあがっていただき、ケーキを食べながら歓談。
いろいろと話をして、人柄の良さも垣間見え、
何より、“猫を好きな気持ち”が伝わってきました。
この方ならダイジョウブ、と安心できました。

小一時間ほど経って、名残惜しいが、お別れのとき。
『それでは、よろしくお願いします』
『はい、ありがとうございました』
とさいごの言葉を交わし、二匹の猫は車の中へ。

つごう二週間とすこし、ウチにいました。
助け出した初日のことや、日ごとに元気になっていったこと、
一緒に遊んだことや、寄り添って寝たこと、
眠っているところを二匹同時に顔の上にのられ安眠妨害されたこと、
などなどが瞬時に思い出され、
それまで何ともなかったのに、急に、強烈に、さみしくなりました。
涙が出てきそうになるのをグッとこらえ、お見送り。
帰りの道中の無事を願い、手を振る。

車が見えなくなった瞬間、
なんとも表現しがたい喪失感が胸の内を覆い、
“しょんぼり”してしまいました。
しかし、
「いいひとが見つかればそれでよし、見つからなければ自分が飼う、それが運命」
と思うことに決めていたので、きっとこれが正解。
ベストな結末。
かならず、新しいおうちで、楽しく幸せに飼われることでしょう。
さらば!ニャンズよ!

ペットを飼ったことがない人や、
“犬や猫をペットとして飼うなんて、人間のエゴを押しつけているだけ”
という考えの人からすればバカらしく思えるかもしれませんが、
「ときに家族同然の存在にもなりうる」ということ、
わかる人にはわかってもらえるでしょう。

四匹にふえて猫屋敷になることはありませんでしたが、
そのぶん、これまで以上に、
いまいる猫達に愛情を注いでやるつもりです。

それではまた。
良い夢を。

2012年3月14日 (水)

招かれざる……珍客。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

ノラ猫を保護しました。
先日、夜遅い時間に、店の近くで。
しかも二匹。
生後1~2ヶ月ぐらいの、手のひらにおさまるほどのサイズ。
ともに黒猫。
すごく、可愛い。

しかし困ったことに、
うち一匹がとてもシリアスな状態でした。
詳しくは述べませんが、放っておいたら、
翌朝まで生きているかどうか、といったところ。
そのままにはできず、べつべつにダンボール箱に入れ、
自転車で、30分以上かけて、なんとか自宅まで連れて帰りました。

家に着いたのが深夜でしたので、動物病院も開いておらず、
どうしたものかと困りました。
インターネット等でいろいろ調べて、応急処置を施したものの、
二匹とも元気がなく、シリアスなほうはかなり衰弱しており、
動けず、ぐったりとした様子……。
缶詰のエサを口につけてやっても、自力で舐めることすらできない。
いよいよこれはアブナイと、すぐにコンビニまで走り、牛乳を購入。
(本当は猫用ミルクがいいのでしょうが、なにせ夜中&緊急でしたので)
かるくあたため、注射器で口のなかに流し込み、
無理やりにでも飲ませました。

なんとか飲ませ、あとはとにかく身体をあたためてやりました。
とても寒い日だったので、ファンヒーター、ホットカーペット、
ペットボトルにお湯(湯たんぽ代わり)、タオルなどなど、
総動員してあたたかく保ちました。
しかし熱すぎたり、空気が乾燥してもいけないので、
ほとんど“寝ずの番”。

朝、祈るような気持ちでのぞいてみると、
ダンボール箱のなかの二匹は、寄り添うようにして丸まっていました。
のぞかれていることに気づくと、ムクッと身体を起こし、
『みゃー、みゃー』と鳴いて、何やらアピール。
すこしは元気を取り戻していました。
ひと安心。

寝不足でフラフラしながらも、出社。
しかし仕事中も気が気でなく、睡眠不足もあり、集中力がやや低下。
活を入れるため、家から持参した栄養ドリンクをあおり、
なんとか乗り切りました。

帰宅すると、二匹の黒猫はだいぶ元気になっており、
エサも食べるし、トイレもするし、悪さもするし……。
ダンボール箱に入れてフタをしても、
そのフタを押し退けて脱出し、部屋を徘徊。
だけにとどまらず、壁と家具との細~いスキマに入り込んだり、
こまごまとある小物の中にまぎれ込んだり。
手を焼かせてくれます。

また翌日には、さらに元気になっており、
衰弱しきっていたのをまるで憶えていないかのように、
部屋中を走ったり跳ねたり。
新聞紙やティッシュをちぎって散らかしたりもしてくれます。
まぁ……
元気になってくれたんならそれでいいけどね……。

そして数日後、
小生の家にはもともと飼っている猫がいるので、
感染病などの危険性もあり、
保護した二匹を検査するため、動物病院へ。

あらかじめ電話してからの訪問。
受付でいきさつを話し、早速診察室へ。
体重を量り、体温を測り、目や耳を調べ、便を検査し、
白血病や猫エイズもこわいので、血液検査も希望。
すると先生が
『血液検査は別途、一匹につき○○○○円かかりますが、いいですか?』
と、確認。
頭のなかで、お札に羽が生えてパタパタととんでゆく画が浮かびましたが、
これも人助けならぬ、“猫助け”のため。
万年ビンボーの小生には痛い出費でしたが、涙をのみました。

ひとつひとつの検査をしながら、
先生が丁寧に説明し、診断結果を教えてくれる。
血液検査はすこし時間がかかるため、しばし待つ。

検査の結果は……
異常なし。
よかった。
これで、我が家の猫たちと一緒にいさせても、とりあえずはOK。
完全隔離&厳重監視の事態は避けられました。
よかったよかった。

さて、すべての検査が済み、お会計。
むこうのほうで、先生が看護婦さんに何やら小声でヒソヒソと伝えています。
かすかに聞き取れたのは
『……はいい…………だけ……』ぐらい。
そしてその看護婦さんがやってきて、請求書を提示。

ん?
安い。
そう、血液検査代だけの請求で、
初診料や、そのほかすべての検査をサービスしていただきました。
しかもそれをこちらに言うこともせず、内緒で。
こころにくいではないですか……(涙)

こういったさりげない、あたたかいやさしさって、いいですね。
当たり前のことかもしれませんが、
この先生は、本当に動物が好きなのでしょう。心から。
そして、こちらの境遇を理解し、ご厚意をかけてくださった。
“魚、心あれば、水、心あり”といったところでしょうか。

とてもありがたいなぁと思ったので、
せめてものお礼として、宣伝させていただきます。
と云っても、このブログではたいした効果にはならないでしょうが、
それでもまぁ、気持ちの問題ですので。

【みるく動物病院】
京都市南区吉祥院車道町48
(葛野大路・九条の交差点を東にすこし行った南側)
075-693-3822
詳しくはホームページをご覧ください。
お近くの方はぜひ。

まさかいらっしゃらないとは思いますが、
診療代を無理にねぎったりしないでくださいね。
今回は、偶然のご厚意ですので。

さて、この二匹をどうしたものか。
健康で、病気もないということなので、
里親募集でもしますか。
心情としては、これも何かの縁、
ウチで飼いたいのですが、さすがに四匹は……。
数がどうというより、小生の場合、
家の先住猫にたいへんな問題がありまして……。
その話はまた、べつの機会に。

それでも、いい人が見つからなければ、
「二匹も四匹もイッショ!」
と覚悟を決めて、最後まで面倒をみてやるつもりです。
猫屋敷になりますな……。

小生、何かと“運命づける”ところがありまして、
今回の一件も、
「自分が見つけたということは、なんとかしてやるのは自分なのだ」
と思いました。
どうなるかはまったくわかりませんが、
とりあえず、二匹の仔猫は可愛いです。

それではまた。
良い夢を。

2012年3月11日 (日)

“進化”する日。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

わたくしごとではありますが、
営業が忙しく、日をまたいで過ぎてしまいましたが、
誕生日をむかえました。
またひとつ、馬齢を重ねました。

男なので、女性ほど歳をとることに抵抗はないですが(失礼!)、
『おぉー!やったーー!』とはならないですね、さすがに。
それにしても、みんながみんなそうではないにしても、
女性は歳をとることを嫌がりますよねぇ。
しかし、いつも思うことですが、
男も女も、年齢を重ねないとできないこともあるのではないでしょうか。

たしかに若々しさや体力などはへっていくのかもしれませんが、
そのぶん、身につけることができるべつの魅力もあるはず。
思慮深さや包容力、行動力や決断力、
他人を楽しませたり笑わせたりする能力、惹きつける能力など、
内面的な、“人間力”とでも呼ぶべきものはもちろん、
外見に関しても、
いままでの人生で培ってきた経験や価値観が反映されたような、
内側から滲み出てくる渋さ、厳しさ、優しさ、穏やかさ、
風格や品位、所作の美しさなどなど、
若い年代には真似のできないこともたくさんあります。

そういう部分に磨きをかけて、総合的に努力すれば、
年齢を重ねても、いや、重ねるごとに、
魅力的な人間になれると思います。
やはり、日々精進ですなぁ。

さて、営業終了後、
ありがたいことに、店のみなさんがサプライズでお祝いしてくれました。
ケーキだけでなく(それだけで十分なのに)、
ひとりひとりがそれぞれ、プレゼントを用意してくれていました。

とてもうれしく、とても感激したのですが、
小生、こういうときに上手くリアクションできないと云いますか、
『うわぁー!すごーい!めっちゃウレシィーーー!!』
みたいな、相手が満足するような表現が不得手なのです。
正直にその旨を話し、
「こんな表情してますが、いや本当にすごくうれしいんですよ」
という気持ちを伝えました。
ちゃんと伝わっていればいいのですが……。

年に一度の誕生日。
いままでの自分の人生を顧み、
これからの自分の人生を思惟する、良い機会です。
とりあえず、つぎの誕生日までの一年間、
一年後に、自分自身が納得いく成長や進化がたしかにあるように、
生きていこうと思います。

最後に、
東日本大震災においていまだ不自由な生活を余儀なくされている方々、
甚大な被害のあった東北地方および関東地方の、
一日も早い復興を願って。

それではまた。
良い夢を。

2012年3月 3日 (土)

込めた想い。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

本日は三月三日、ひな祭り、でしたね。
みなさまにおいては、どんな一日であったでしょうか。
最近では、雛人形を飾る家庭も少なくなったかもしれません。
少子化や住宅事情も関係があるのでしょう。

当店では、入口の近くと階段の脇に、
小さくて可愛らしい内裏雛を飾ってみました。
閉店後、片づけるのを忘れかけていたのか、
女性スタッフがあわてて
『(お嫁に)行きそびれる!』と叫びながら、箱にしまっていました。
時間的にはギリギリセーフでしたが、さて……??

小生、こういった風習や年中行事に疎く、
意味や歴史背景などをよく知らなかったので、
すこし調べてみました。
詳しく述べるとむずかしくなってしまいますが、端的に言えば、
雛人形を形代(かたしろ)とし、
女の子にふりかからんとする災厄を移し持ってもらい、
その子に災いが起こりませんように、
また、美しく成長し、幸福な人生であるように、
という願いを込めて、飾るものだそうです。
親の、子を思うあたたかいこころ、が根底にあるようです。

豆知識としては、
“親王(男雛、女雛)は、天皇、皇后をあらわす”だとか、
“東日本と西日本で、内裏雛の飾り方が左右逆になる”だとか、
“三人官女のうち、ひとりはお歯黒の眉なし”だとか、
いろいろあります。
また、地方によってさまざまに、特色あるひな祭りがあるようです。
そう云えばテレビで、どこかは憶えていませんが、
数十段ある階段のすべてに雛人形を飾りつけている祭りを紹介していました。
こういったものを目的に旅行で訪れる、というのも楽しいでしょうね。

話はもどって、「親の、子を思うこころ」について。
近頃では(と言ってももうずっと何年も前からですが)、
子供を虐待する親が激増しています。
虐待して、その果てに死なせてしまう。
“しつけの延長上”などとほざくが、単なる殺人です。
「しつけ」という字は、「躾」と書きます。
青アザや火傷のあとが、“美しい”ですか?

しかし実際に、幼児虐待のニュースは毎日のように報道されています。
小生の母などは、このような嘆かわしい報せを聞くたび、
『自分の腹を痛めて産んだ子供を、なんで殺せるんや?アホや』
と言います。
まったく同感です。
わが子に対してすら、母性や愛情が湧かないのでしょうか。
本当に、おかしな国になったものです……。

雛人形、ひな祭りを通して、
あらためて「親の在り方」や「親心」について、
考えをめぐらしてみるのも必要ではないでしょうか。
日本から、悲しいニュースがなくなるその日を希って。

それではまた。
良い夢を。

2012年2月25日 (土)

別れの季節、されどあたたかい。

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

昨日ご来店いただいたお客様の話。
10名様で、はるばる広島からお越しいただきました。
それだけでも驚きましたが、さらに驚いたのが、
ほぼ、当店で食事されるためだけに京都に来られた、ということ。

事情を訊くと、10名様のうちのおひとりが、
仕事の関係で京都に異動されることになったそうで、
その方の来京に合わせて、ほかの方全員が京都までついて来られ、
送別会として当店をご利用いただけることに。
遅い時間のご到着なので一泊し、翌日はみなさん仕事もあるらしく、
とくにゆっくりすることもなく広島に戻られるそうな。

すごいハードスケジュールな送別会ですが、
その方、とても慕われているのだなぁ、と感じました。

ふつう、人を見送るためだけに、
なかなか広島から京都までは行けないと思います。
お金も時間もかかるし、全員で都合を合わせるのもタイヘンなはず。
それだけ人望がある、ということでしょう。

『ふつうではなかなかしてもらえないことをしてもらえる』
というのは、やはり人徳の成せる業。
一朝一夕に身につくものではないし、
ましてやお金で買えるものでもない。
その人がふだんからコツコツと積み上げた善行が、
周囲の人に認められてはじめて、得られるもの。
そう簡単には手に入れられないし、だからこそ尊い。

なんだか宗教みたいな語り口になってしまいましたが、
人として、本当にたいせつなことだと思います。
やはり、日々精進あるのみ。
がんばります。

それではまた。
良い夢を。

2012年2月19日 (日)

Congratulations!!

どうも、みなさま。
ごきげんいかがでしょうか。

昨日の話。
20代半ばと思しき、さわやかなカップルがご来店。
食事中、テーブルの上に一冊のパンフレットをおきながら、
おふたりでいろいろと相談されていました。
パンフレットを見ると、それは結婚式場のもの。

すかさず
「近々、ご予定ですか?」と訊ねると、
おふたりは照れながらもとてもうれしそうに
「はい、そうなんです」と幸せそうな笑顔。
なんでも、もうすでに入籍はすませて、
今年の夏に挙式、そのあと新婚旅行、
というバラ色のスケジュールなのだそう。
う、うらやましいかぎりです……。

お話を聞いて急遽、デザートにお祝いのデコレーションをすることに。
しかし、そのときちょうどべつのお客様のテーブルで、
デコレーション用プレートをつかっていたのでお皿がなく、
料理用のお皿で、比較的つかえそうなもので対応。
黒いお皿だったので、デザートやソースがすこし色映えしませんでしたが、
なんとか飾りをほどこし、お出しすることができました。
喜んでいただけて、よかった。

終始和やかな雰囲気で、料理を楽しんでおられました。
とても感じの良いおふたりで、見ているこちらも、
幸福のおすそわけを戴いた気分です。
おふたりの未来に、輝かしい光明が降りそそぎますように。

それではまた。
良い夢を。

2012年2月16日 (木)

はじめまして、あらためまして。

どうも、はじめまして。
猫のひげと申します。

龍のひげのスタッフとして、この二月からあたらしく乗船しました。
お客様に喜んでいただけるよう、がんばってまいります。

その一環として、このブログをはじめてみることにしました。
日々の仕事や生活のなかで、小さくも大きくも、おこるいろいろなことを、
ブログというかたちで記していこうと思います。

とくに文才があるわけでもないので、
すごく面白い!!ということにはならないでしょうが、
これをきっかけに、すこしでも龍のひげに興味をもっていただき、
のちの恵みとして、お客様がふえればいいなぁなどと、
大胆なもくろみを持っております。

さて、このブログ、小生が手をつけるまで、
とても長いあいだ更新されておらず、なおざりなままでした。
それを見てなんだか、もの悲しい、せつない気分になりました。
人気のない空き地のすみにずっと放置されたままの、
錆だらけの自転車を見たときのような。
事情を訊くまでもなく、日常のバタバタに追われ、面倒になり、
やがて忘れてしまったのでしょう。

飲食業はとても長時間、そして意外に重労働なので、気持ちはわかります。
ですが、そういうの、イヤなんです。
こういったこと、なんと云いますか、こころがけのようなことって、
やはりどこかで、仕事に反映すると思うのです。
べつにいままでの龍のひげを否定するわけではないですが、
こういうところまできっちりやってこそ、
みなさまからの良い評価につながるのだと考えます。

ということで、小生が来たからには、
そういうところもきっちりやっていきたいと思います。
それが店のため、ひいてはお客様のためになるのだと信じて。

と、えらそうなことを言ってみたものの、
スマートフォンなるものにまったくついていけないし縁もない、あまり興味もない、
とってもなアナログ人間ですので、
さかんな更新や、画像アップなどのハイカラな作業は、べくもあらず。
また、ほんとうにどうでもいいような、
『おは!
 きょうの朝ごはんは、クロワッサンとハムエッグ。
 おいしかったよぉっ。
 天気もすごく良くて、超きもちいい!
 きょうもがんばります。
 ぜひ来てくださいねーーーー!』
みたいなのはキモチワルイので……。
まずは、一週間に一回ぐらい、
なれてくれば数日に一回のペースで、がんばってみます。

なんだか初回から、とんでもなくカタイ内容&長文になってしまいました。
気分をかえるために、おしまいにこんな話題を。

先日、ご来店いただいたお客様から、プレゼントを戴きました。
女性のお客様で、お連れの方たちとわいわい楽しく話されながら、
テーブルの上にいくつかのお土産をひろげていらっしゃって、
そのお土産を見て二言三言、会話に加わらせていただいたのです。
すると帰り際、
「これ、あげる」と、お土産のうちのひとつを差し出してくださいました。
「いえいえ、そんな、もったいない」と辞退したのですが、
「いいからいいから」と。
あまり断るのも失礼だと思い、ありがたく頂戴しました。

【スチームクリーム】という名前の、保湿クリームです。
このクリーム、顔やからだだけでなく、髪にも使用できるとのこと。
なめらかな使い心地で、肌もしっとり。
香りもとても馨しい。
さらには、容れものの缶もデザインが美しく、使いきったあとには小物容れにできそう。
とてもいいものを、ありがとうございます。
大切に使わせていただきます。

こういったお客様とのうれしいハプニングは、
いつでも、いくつでも、おきてほしいものです。
でもこういうのって、内面からにじみ出るなにかが呼び込むものだと思います。
もっともっと、魅力的な人間にならねば。
精進します。

それではまた。
良い夢を。

京料理とフレンチ割烹 龍のひげ のサービス一覧

シェフ紹介:
BEST OF MENU
京料理とフレンチ割烹 龍のひげ
  • TEL050-3469-7127